うちの子の場合①妊娠中

silhoette of woman
うちの子の場合

何回かに分けて我が家の体験談も記していこうと思います。病院の名前等は(見る人が見たらバレバレですが)伏せてあります:)

長文なのでお時間がある方向けです!

うちの子の病名はクルーゾン症候群といいます(ファイファー症候群かも・・・という話もあります)。出産後に病名が分かり、それから何回となく続く手術を乗り越えて、現在は立派な怪獣に育っています。

うちの子を妊娠したのは九州の僻地の病院に勤務していた時です。それまで経験したことのなかった一般内科の外来業務にも慣れ、このまま地域の内科医として生きていくのもありだな、と思い始めていた頃でした。

初めての子供だったので、私も家族も大喜び。と同時に、外来患者さんたちのことが頭をよぎりました。地方の医師不足は深刻で、私が抜けた後の残った先生方の負担を思うと、なかなか手放しでは喜べなかったのを覚えています。出産後の保育園の手続きを急いで行い、産休が明けた後に速やかに復帰すると約束して病院を後にしました。

結局その約束はいまだに果たせていません。

妊娠中はほとんどトラブルなく過ごしていました。定期検診でも、腹部エコーでだんだん大きくなっていくうちの子が可愛くて仕方なかったです。外来業務の後こっそり自分でエコーで見たりしていました。ちっちゃいお手手の写真を撮って、パパに送ってあげたり。赤ちゃんの服をデパートに買いに行ったり、ベビーベットを買って、組み立てて、周りを可愛く飾ったり(巣作り本能と言われました)。幸せな妊娠生活を送ることができました。

暗転したのは臨月の時、逆子がようやく治って、改めてエコーで見てもらった時です。赤ちゃんに水頭症があることがわかり、大学病院へ紹介されることになりました。

普通は臨月の頃というと、もうすぐ赤ちゃんに会えるという喜びとか、出産への恐怖とか、そういう気持ちで日々を過ごしていますよね。

我が家の場合は、赤ちゃんに障害が?と思って絶望したり、いや水頭症があるからといって健常じゃないとは限らないし、と思いなおしたり。パパも私も毎日泣いていました。今思えば暗い日々だったなと思います。

!!暗い話になったのでうちの犬でも見ていってください!!

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